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試作では、Arduino系など、他の標準CPUモジュールボードを採用することも多いが、小型化やさらに拡張性の要望もありQuest7では、CPUチップと周辺機能を1枚にまとめた回路・基板を製作することもできます。特に市販のケースサイズを意識した開発も可能です。その一部を紹介します。

1) ESP32-WROOM-32Eボード(フィールド向け、Lora通信)

フィールド向け、Lora通信ボード

ESP32

CPU:ESP32-WROOM-32E
・コアサイズ:32bit
・クロック:240MHz
・ROM:16MB
・プログラムメモリー[B]:16MB
機能:LoraモジュールES920LR3、2CHのI2C、2CHのI2Cエキスパンダー、USB-FTDI(USBシリアル通信)
説明:I2Cインターフェースに3軸加速度センサーを複数(最大4ケ)取付、地中に埋設し、地盤の変位をセンシングしてクラウドに送信し監視する。

2) ARMマイコン ATSAMD21G18A-AUT(リニアアクチュエータ制御、操作SW、数値設定、外部通信)


ARMマイコン ・ケース組・マイコンボード

CPU:ATSAMD21G18A-AUT
・コア:Cortex-M0+
・コアサイズ:32bit
・クロック:48MHz
・ROM:256kB
・プログラムメモリー[B]:256kB
・RAM:32kB
機能:2CHバイポーラステップモータ駆動、操作スイッチ入力、ロータリーエンコーダ入力、7セグLED、USB通信
説明:自動ピペット制御、設定した分注量の吸入・吐出、交換チップの排出、外部通信による制御機能
(Arduino-M0にコンパチ、ファームウェアの開発も行った)
※その他、AVR(8Bits)、STM32(32Bits)、PICマイコンなども承ります。